薪炭について
❻オガ炭について[答え]
Q55オガ炭とはどんな炭ですか?
Aオガ炭はオガライトを炭化した炭です。オガライトは製材した際に出るオガ粉を圧縮・成形した人工薪です。強い圧力をかけながら表面を加熱して固めます。オガ粉にもとから含まれるニグニンという物質が粘結剤の役割を果たすので、接着剤などは一切含まれていません。オガ炭にも黒炭と白炭があり、火もちのよいオガ炭の白炭は、焼肉店などで広く利用されています。
Q56オガ炭はいつ頃できたのですか?
Aオガ炭がいつ頃できたかは正確にはわかっていませんが、オガライトは戦後、大阪の北本軍作氏によって発明されたと言われています。
Q57オガ炭と煉炭はどう違うのですか?
Aオガ炭は、オガ粉を圧縮・加熱し、オガ粉に含まれるリグニンという物質を利用して成形したオガライトを炭化したものです。接着剤などは含まれていません。煉炭は無煙炭という石炭を主原料にしてでんぷんなどで固め、縦方向に穴を空けて火力を強くした燃料です。オガ炭の原料は木材、煉炭の原料は石炭という点が大きな違いといえるでしょう。
Q58炊飯や飲料水にオガ炭を入れても効果は期待できますか?
Aオガ炭も、高温でやいた白炭であれば効果は期待できますが、細かな粉が出るので、備長炭などの、木を原料にした白炭をお使いになることをお勧めします。
❼炭を燃やした後の灰について[答え]
Q59炭の粉や灰は、人体に入った時にアスベストのような悪影響はないのですか?
A木炭、木灰とも、食品衛生法に定める食品添加物のうち、長年使用されてきた天然添加物として品目が決められている「既存添加物」(平成19年9月11日改定)に定められています。安心してお使い下さい。
Q60火鉢で炭を使っていると、灰の上に石のような塊が残ったが、これは何ですか? 化学物質が混入したものではないのですか?
A灰がガラス化したものです。炭の燃焼温度が高く、灰の成分が溶解し、温度が下がるとともに固まったものです。塊は取り除いてそのままお使い下さい。化学物質が混入したものではありません。
Q61炭によって灰の色が白かったり、黄色かったするのはなぜですか?
A灰の色は炭の原料となる樹木の種類や、その育つ土壌などによって異なります。灰の成分は、樹木が地中から吸い上げたミネラル分です。茶色がかった灰は、鉄分の多い土壌で育った木を原木にした炭であるなど、木の育った場所によって灰の色は変わります。
Q62炭を燃やした後にできる灰の利用方法を教えて下さい。
A炭を燃やした後の灰はアルカリ性で、ミネラル分を含んでいますので、家庭園芸の土づくりなどにご利用下さい。燃え残りの細かな炭も混じっていると思いますが、これらも一緒に土とよく混ぜると、酸性の土の中和に役立ちます。また、容器などに保存しておいて、春先に出回る山菜のアク抜きに利用することもできます。